899の車載カメラ

ステアリングダンパーにクランプしています









私はJVCのGC-XA2というアクションカムを使っています。

アクションカムと言えばGoProが非常に有名ですが本体単独では防水機能が無いため、アウトドアでは防水ケースに入れての使用がほぼ標準という感があります。
ところがこの防水ケース、外部の音も遮断してしまうので、動画を再生しても臨場感が薄くなってしまいます。

一方のGC-XA2は単体で防水・防塵・耐衝撃性を兼ね備える点を大きく気に入って購入しました。
まぁ、実際使用してみると風切音酷く、様々な対策を施すも解消には道遠し・・・だったり、防水性と引き換えに筐体内に熱がこもり、長時間の動画撮影ができない等色々ありました。

2016年9月時点では、以下の通り。

  • 録画時間の制限・・・本体の小改造と外部電源を用意することで事実上撤廃。小改造の結果として防水性能の大部分を失いましたが運用の工夫で少々の雨なら録画を継続できる性能は保持しています。
  • 風切音・・・相変わらず走行音がかき消されてしまい、改善の糸口も掴めない状況。


事態は899の導入で大きく動きました。
カメラをステアリングダンパーにクランプすることで気流の安定したスクリーン内に収め風切音を大幅に低減させられただけでなく、同時に雨からの高い防御も得られ、まさに一挙両得。テストの結果も上々で、走行動画でちゃんとエンジン音が聞こえるようになりました。

その他に意図しなかったのがカメラの首振り。
左いっぱい・・・
右いっぱい・・・
パニガーレ系ではステアリングダンパーは車体中心線上に固定、ロッドはハンドルに連結・・・という構造です。ダンパーボディは自らの固定ボルトを中心にした首振り運動をし、そのボディに固定されたカメラも当然首振りをします。

実際には右左折の時でさえステアリングの切れ角は僅かなものなので、首振りの効能を実感することはできませんが、カメラがコーナーの奥を指向してくれるのは気持の良い物ですね。

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