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10月, 2016の投稿を表示しています

どっちもラジエターなんですね

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ラジエターは当然ながらエンジン直前の定位置に居るのですが、今までとはちょっと事情が違います。外から見える部分は全てラジエターです。上も下もラジエターなんです。しかもラウンドタイプではなく平面型です。 アッパーラジエター じゃぁオイルクーラーはどこに行ったのか?・・・と言うと、エンジン右側面に移動しました。しかも水冷式になって。 オイルクーラーを追い出してラジエターを増設した真意は冷却能力の確保でしょう。容量を増やしてクーラント量を稼ぎ、水温上昇を少しでも抑えたいというところでしょう。 じゃあ何でオイルクーラーまで水冷式にしたのか? それはたぶん冷却効率の問題でしょう。 オイルより水の方が冷却効率が良いので、空冷式よりシステム全体をコンパクトにできるからです。 ロワーラジエター レーサーのラジエターとオイルクーラーは一体型の空冷式。 ギリギリまで大型化することで冷却水とオイルの容積を稼ぎ、高速走行による風量で冷却系全体の熱交換量を上げ・・・ということだと思います。 多少効率が悪くても総量で優ればOKという割り切りなんでしょうね。 ラジエターにはコアガードが装着済みです。どうやらアエラ製のようですね。このメーカーのコアガードはメッシュの大きさが中央に比べて両サイドの方が大きくなっていて、跳ね石が多い中央は細かくしてダメージを防ぐという合理的な設計です。 製品自体には全く文句ありませんが、ステンレスの地色が見えるのはあまり好きではないので、そのうちフラットブラックで塗ってしまいましょう。

ビッグピストンフォークって言うんだぁ・・・

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899のフォークはSHOWA製BPF(ビックピストンフォーク)でドゥカティでは初採用だそうです。 今までに無いトップキャップですね トップキャップに圧側と伸び側の調整ネジが並んでいるのが不思議でしたが、他の方のプログを拝見したら一発解決でした。 でもプリロードは調整できないじゃん・・・と思っていたら、調整ダイヤルは一般的な倒立フォークの圧側アジャスター位置にあり、しかもクリック付きという豪華仕様らしいです。 まだまだ慣らしが終わっていないので、もうちょっと各部が馴染んだらいじってみます。

リアフェンダーはちょっと問題ありですね~

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私の手元に来た段階でナンバープレートステーはドゥカティパフォーマンス製のショートタイプに交換されていました。 格好良いですが、角度がねぇ・・・ このステーはカーボンとアルミで作られていて、純正に比べるとかなり短くリア周りがとてもコンパクトに感じられるので、気に入っています。ナンバー燈も白色LED×3と十分に明るいです。 全体としては格好良い造りですがナンバープレートの台座やリフレクターの取付が野暮ったいので、ここはぜひともスッキリさせたいですね。ついでに言うとナンバープレートの角度が寝過ぎているので次回車検までに要調整です。 ナンバープレートの装着方法は2016年4月の法改正で角度が規定されました。具体的には左右の向きは0度、進行方向の角度は垂直から後方へは40度、前方は10度です。 今すぐキップを切られる訳ではありませんが、忘れないうちにやっておこうかと。なにせショートステーのアルミ板は分厚く加工するにも事前の準備が必要で、ウカウカしてるとすぐ時間切れになってしまいそうなので。

リアサスペンション周りは今までと全く違うー!

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パニガーレのリアサスペンションは車体左側にオフセットしてます。 1098までの殆どのドゥカティのラインアップでショックユニットはリンク機構の有無に関係なく車体中心線上にありましたから、 正直かなりの違和感がありました。 でもサスペンションやリンク機構が露出しているので、掃除やカスタマイズが楽にできるというメリットもあるので、好意的に受け止めてます。 また装着位置から「左足のふくらはぎ内側に触れるのでは?」と思ったのですが、全くの杞憂だったのでこの件はおしまい。 リンク機構はご覧の通り調整機構の全くないソリッド構造です。上位機種の1199ではプログレッシブ/フラットという二種類の特性を選べる様になっています。 ご覧の通り比較的簡単にリンク機構が組み換えできるので、いずれは1199の純正部品を入手して組み換えしたいと思ってます。車高調整機構だけは先行で欲しいので、ツテを頼って1199のリンクロッドだけは入手しましたが、調整の余地が小さいので色々思案中です。

多機能LCDメーターパネル

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899のメーターを撮影してみました。 カラフルなインジケーター類とモノクロのセグメント表示LCDです。 上位機種の1199ではノートPC等で使われているTFTカラーLCDでアニメーション表示が取り入れられてますが、899ではセグメント表示LCDの為アニメーションはありません。 もうこれ以上表示を増やせない(?)メーター インジケーターは左ウィンカー、エンジンブロック、ABS、ニュートラル、シフトタイミング兼イモビライザー、油圧、ハイビーム、残燃料、右ウィンカーと並んでいます。LEDの基盤実装方法が変わったのか、先代よりずっと明るくはっきり見えます。 LCD部分は狭い所にたくさんの表示を押し込んだために兼用または切り替え表示が多く、全点燈状態では「立錐の余地なし」感があります。 仕向地が色々あるので 速度計は キロメートル毎時 と マイル毎時 燃費表示は キロメートル毎リットル と マイル毎ガロン 温度が 摂氏と華氏 の選択式なのは納得です。 UKとUSというのが何を表すのか興味ありますが、面倒なので調べてません。たぶん英ガロンと米ガロンの容積が違うので、燃費に関係するのでしょう。

899のエキゾースト やっぱりこうでなくっちゃ!

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巷で色々言われている日本仕様のエキゾーストシステム、「サードマフラー」なんて言ってますが正直アレは無いでしょう。しかも広告写真では巧妙にエキゾーストを見せないレイアウト、つまり最初から非難轟々なのは承知の上だった訳ですよね。 もちろんメーカー側にも言い分があるでしょうし、そもそも規制という法律が相手なのでどうにもならない部分がある事も重々承知しています。何とか日本でも発売したい、だから騒音源であるエンジンからなるべく離れた位置で測定させて、国内販売に結びつけたい・・・気持ちは痛いほど分かるし、実際発売できたのですから感謝はしてるんですが・・・。 モンスターのS2RとかS4RSのような右二本出しで、サイレンサー長がサードマフラーの70%位になってたらちょっと評価が違っていたのでは無いかと今更ながらの繰り言です。 形が重要なのでテルミのロゴは無くても良いです そんな訳で、テルミニョーニのスリップオンサイレンサーです。 私は「オリジナルデザイン」に拘っているので、本国仕様の触媒入りサイレンサーが一番良いのです(1098の時と同じです)。 とは言ってもディーラーでは発注段階でブロックされるし、並行輸入できるほどの語学力も資金もなし。他のパニガーレオーナーには申し訳ないのですが、消去法でこのサイレンサーになりました。 大音量にも興味は無いので外してあったdbキラーを装着しましたが、まだちょっとうるさい気がします。もう少し、具体的には1098の94db程度になれば大助かりなので、後付で何とかできないかと思案中です。

899のブレーキ周辺

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ブレーキ周辺を細かく見ましょう。 至って普通のダブルディスク仕様ですね。定番のブレンボ製キャリパーです。 先代では 1098:モノブロック 848:2ピース でしたね(848EVO等の改良型ではモノブロックに変更)。 パニガーレでは排気量に関係なくモノブロックが採用されています。もちろん899と1199ではグレードが違うのでしょうが、私がその違いを体感できるほどの強力ブレーキングはしないので、全く問題なし。 フロントキャリパー フロントキャリバーをよく見ると1098時代に廃止されたパッドピンが復活してますね。 1098系では特殊な形状の板状スプリングがパッドを定位置に抑えていましたが、後に他メーカー車が採用した同系統のキャリパーでは板状スプリングを固定するスクリューが追加になっていた事を考え合わせると、頻繁に強力なブレーキングをする場合はパッドピン有りに軍配があがるのでしょう。 ブレーキホースの接続方法も変更されていますね。 1098では(ディスク直径330mmという事もあって)ダブルバンジョー用バンジョーボルトがリムに当たってしまい、リムに傷を付けずにキャリパーを外すのは至難の業でした。整備の省力化と傷防止を優先し、多少の効力ダウンを承知で999用ディスク(直径320mm)に交換した訳です。 フロントの回転検出ホイール 899ではバンジョーボルトにブリーダーが装備された事で、劇的に整備しやすくなりました。もちろんディスク径が最初から320mmというのも大きな要素です。 また、パニガーレではABSとDTC(トラクションコントロール)が標準装備なので、前後輪に回転数検出用ホイールが装着されています。 一部高級車にしか装備されなかったABSとトラクションコントロールがこんな普及グレード車に標準装備とは・・・、良い時代になったものです。 0 リアキャリパーは1098で採用されていた「新カニ」キャリパーが、そのまま継続採用に見えますね。 リアキャリパー 899では両持ち式のスイングアームになったお陰で、キャリパーの固定位置は車体中心線上から右側に移動し、フルードやパッドの交換はかなり簡単に。 当然ABS/DTC用の回転検出ホイールがリアハ

899の車載カメラ

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ステアリングダンパーにクランプしています 私はJVCのGC-XA2というアクションカムを使っています。 アクションカムと言えばGoProが非常に有名ですが本体単独では防水機能が無いため、アウトドアでは防水ケースに入れての使用がほぼ標準という感があります。 ところがこの防水ケース、外部の音も遮断してしまうので、動画を再生しても臨場感が薄くなってしまいます。 一方のGC-XA2は単体で防水・防塵・耐衝撃性を兼ね備える点を大きく気に入って購入しました。 まぁ、実際使用してみると風切音酷く、様々な対策を施すも解消には道遠し・・・だったり、防水性と引き換えに筐体内に熱がこもり、長時間の動画撮影ができない等色々ありました。 2016年9月時点では、以下の通り。 録画時間の制限・・・本体の小改造と外部電源を用意することで事実上撤廃。小改造の結果として防水性能の大部分を失いましたが運用の工夫で少々の雨なら録画を継続できる性能は保持しています。 風切音・・・相変わらず走行音がかき消されてしまい、改善の糸口も掴めない状況。 事態は899の導入で大きく動きました。 カメラをステアリングダンパーにクランプすることで気流の安定したスクリーン内に収め風切音を大幅に低減させられただけでなく、同時に雨からの高い防御も得られ、まさに一挙両得。テストの結果も上々で、走行動画でちゃんとエンジン音が聞こえるようになりました。 その他に意図しなかったのがカメラの首振り。 左いっぱい・・・ 右いっぱい・・・ パニガーレ系ではステアリングダンパーは車体中心線上に固定、ロッドはハンドルに連結・・・という構造です。ダンパーボディは自らの固定ボルトを中心にした首振り運動をし、そのボディに固定されたカメラも当然首振りをします。 実際には右左折の時でさえステアリングの切れ角は僅かなものなので、首振りの効能を実感することはできませんが、カメラがコーナーの奥を指向してくれるのは気持の良い物ですね。

早くも改造しちゃいました

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899にもステアリングダンパーが標準装備されています。 自分の使用形態では全く出番はないのですが、外してしまうとハンドル周りが寂しくなってしまうので先代の1098と同様にオイルを抜いてダミーにするつもりでした。 ところが899が納車され、各部を点検していくと純正品(ザックス製?)は僅かにオイル漏れしているのを発見。オイルそのものは抜いてしまうので漏れていても関係ありませんが、そもそもオイルを抜くには特殊工具が必要で、入手には時間もお金もかかります。 そこで、以前748所有時に入手しておいたドゥカティパフォーマンス製のステアリングダンパーを引っ張り出し、ノギス片手に互換性をチェックすると・・・完全互換が確認できました。しかもシリンダー本体は手持ちの工具で分解可能! やったー! こうして入手以来十数年も経ってから日の目を見たステアリングダンパーは、無事899のコックピットにおさまりましたとさ。 紅いアルマイトが映えますねぇ

899がやってきた!

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前回の記事で書いた通り、899パニガーレを導入しました。 ついにやってきた899パニガーレ 今まで乗っていた1098と見比べると、パニガーレ系統はあっちこっちシャープな造形が目立ちますね。899を見た後に1098を見ると全体的に「ふっくら&まるっ」としているように感じます。1098だって単体で見るとまだ十分以上にスパルタンなので、このカテゴリーの進歩の速さを実感します。 899はハロゲンです 前作1098から引き続きヘッドライトは並列配置のパニガーレですが、916から1098までの2燈式(Hi/Low×各1)から4燈式(Hi×2+Low×2)に改められた他、ドゥカティのスーパーバイク系としては初めてフリーフォームマルチリフレクターヘッドライトを採用しました。 プロジェクターは配光特性からか、特にHiビームを暗いと感じる事が多かったのですが、Hiビームも2燈化された事で十分以上に明るくなり、夜間走行の多い私は大助かりです。 このヘッドライト、上位機種である1199系ではLED化されてますが、899では普通のハロゲンで照射光はオレンジっぽい温かみのある色調。すぐ隣りのポジションライトがLEDのピュアホワイトなものですから、余計にハロゲンの色調が目立つんですよね。 冬場に向けて色温度と光量のアップを図りたいので、1098に搭載中のHIDとLEDを移植する予定。 点燈から最大光量に達するまで十数秒を要するHIDはLowビームに、点燈直後から最大光量のLEDをHIビームに・・・と考えてますが、LEDは燈具との相性問題があるので、じっくり情報収集をします。 毎日の通勤で使っていますが、今までの「手首のスナップでシフトアップ」では逆にギクシャクしてしまうので、意識的に手足の連携を切っています。 でも、長年の癖って中々抜けないんですよね~。

899パニガーレを導入予定

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掲題のとおり899パニガーレの導入を決定しました。 今まで導入したドゥカティのうち、748と900SLは中古、749Rと1098は新車。 で、今回の899パニガーレは中古です。 とは言っても、走行距離が2700km程度と慣らしすらも完全には終わっていないという状況です。 これは本国仕様なので、私の個体とは若干違います オプショナルパーツも テルミニョーニのスリップオンサイレンサー ドゥカティパフォーマンス製ステップキット GPSキット と、付いてきて中々のお買い得感がありました。 画像ではシングルシートカウルが装着されていますが、タンデムシートのみが標準装備なので通勤用の小物入れをどのように搭載するかを思案中です。 納車されたら早速シングルディスク化して、ステアリングダンパーのオイルも抜いてしまいます。 最終減速比の変更も考えてますが、まずは必要かどうかの検証ですね。