ロングリアインナーフェンダーを取付

以前からずっとやりたかったロングインナーフェンダー装着をついに実行しました。
私は1098を通勤にも使っているので、当然ながら雨天走行もガンガンします。そうするとサイレンサー下面やテールカウル下面が思いっきり汚れるだけでなく、リアサスも結構派手に汚れてしまいます。
そこでロングタイプのインナーフェンダーの登場…となる訳ですが、作っているメーカーが少ないんですよ。
CarbonDryJapanやMOTOCORSE等から比較的ロングタイプは発売されていますが、デザインが野暮ったかったり、表面にリブが入っていたりと、私の好みとはかけ離れた物しか無いのが実情でした。
今まで装着していたのはAELLAの物で、インナーフェンダーとしては珍しく直線基調です。他に無いデザインに惹かれて装着を決めましたが、一大欠点が短い事でした。
今回装着した物は、1098に取付可能な物としては最大長のストリートファイター用純正インナーリアフェンダーです。
ストリートファイターのスイングアームは1098系を延長した物なので、比較的スムースに加工ができると踏んでいたのですが、意外と難物でした。

問題点は以下の通り

  • スイングアーム左側の取付スクリュー位置・・・ストリートファイターは長いフェンダーが振れないようにスイングアームの最大高さを過ぎた所にスクリューがあります。しっかり固定する為には、ここをスクリュー固定したいのですが、スイングアームへの穴あけ加工はしたくないので別の方法を考えなければなりません。
  • 排気パイプの排圧調整バルブ軸・・・騒音低減や排圧調整の為に排気パイプに装着されているバルブの軸受が干渉します。これはエキゾーストパイプの取回しの違いから来る干渉で、ストリートファイターは右二本出し、1098はテールカウル下に並列配置ですから、すんなり付くと思う方がどうかしています。
結局干渉する部分は現物合わせで何とかする事にしました。
まず軸受け部分は穴あけで対応。
1098用のフェンダーを手本に大まかなケガキを入れ、ケガキ線に沿ってカッターナイフで何度も何度も切り込みを入れ、最終的に折り取ります。車体に当てがうと、今度は左右サイレンサーへの分岐部分が干渉する事が判明・・・修正・・・と、何度も何度も何度も仮組みを繰り返して、寸法を詰めていきます。
およそ30分でほぼ納得の行く状態になりました(この記事で使っている画像はこの段階で撮影したものです)。
振れ防止については、意外としっかり装着されている事から、当面見送りとする事にしました。
後は雨天での実走行テストで、どれ位飛散防止に効果があるのかを確認します。
「劇的に汚れが軽減!」となると良いのですが…。

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