ハイビームもLED化!
2017/07/05の記事でLowビームにLEDヘッドライトキットを装着した事を書いていますが、今日はHiビームもLED化しました。
前回、Lowビーム側の取付作業ではヘッドライトステーの一部を切断するなど非常に多くの手間と時間を取られましたから、今回のHiビーム側ではそれを教訓として下準備に時間をかけました。
中でも肝となるのがLEDヘッドライトキット。
多くのLEDヘッドライトキットはヒートシンクや強制冷却ファンを採用していますが、前回記事で書いている通りバニガーレにはバルブ後方に全く隙間が無いのでそんな嵩張る物は組み込めません。そこで多少なりとも冷却系が小振りなリボンヒートシンク型を購入しておきました。
では取付ます。
まずは左右サイドカウルとアッパーカウルを車体から分離し、ヘッドライトユニットも外してしまいます。今回はラムエアダクトは車体に取り付けたまま作業しましたが、外してしまった方が組立が楽だったかも知れません。
最低限ここまでは分解が必要です |
LEDユニットを仮組みします。
リボン付きがHiビーム、黒いヒートシンク付きがLowビームです |
問題無く取り付けできる事、しっかり固定される事を確認しておきます。899/1199のヘッドライトは車体から取り外さなければバルブ交換が不可能なので慎重に。
今回は全く問題ありませんでした。それにしてもリボンヒートシンクが邪魔ですね。
エアインテークとの干渉具合を確認します。
リボンと干渉する整流板を削り落とします |
案の定、リボンと整流板が僅かに干渉したので、大事を取って1cm程度の隙間を作る為に整流板を切除し、リボンは整流板へ押し込みます。この時一番車体中央側のダクトには吸気温度センサーがあるのでリボンは入れません。
もちろんここに蓋状に被せダクトを構成するパーツにも、リボンとLEDユニットとの干渉を避ける改造が必要になります…が、うっかり撮影を忘れました。
ヘッドライトユニットが無事に組み上がったところです。
左がLowビーム、右がHiビームです |
リフレクター下のダクトを見ると、左から二番目にリボンの先っちょが見えてます。ダクトにリボンを押し込み、干渉部分を切除したので、吸入効率とラム圧は落ちてるでしょうが、私の運転速度域ではそれを体感する事は不可能でしょうし、夜に安心して走れる方が優先度はずっと上です。
では試験点燈です。
Hiビーム Lowビーム |
無事に点燈できました。
Hiビーム時に全4燈同時点燈ができたら最高なのですが、そうするためには車体側の回路にも細工をしなければならないので当面おあずけです。次回車検の時ですかね。
カウルを全て装着します。
今回のLEDヘッドライトキットはHIDのバラストに相当する小箱があり、唯でさえ少ないカウル内容積が更に圧迫されます。試行錯誤の末、全ての補機類がカウル内に収まると本当にホッとしました。
そして夜を待って最終確認です。
Hiビーム点燈!! |
今までのハロゲンとは違う圧倒的な光量! |
もう、比較画像を作るのが無意味な程に明るいですね。色温度もオレンジ系の4000K弱
から6000Kになり、白い物がちゃんと白く見えます。これなら会社帰りに使う街灯すらまばらな裏道も隅々まで見えるでしょう。
明日以降の通勤が楽しみです!
コメント
コメントを投稿