ヘッドライトを明るく!

HIDを搭載しました。今回は奮発して55W4500
Kを採用しました。
最初は35Wを考えていたんですが、プロジェクター型は暗く感じてしまう場合がある事とどうせなら最新モデルを導入したいという見栄で、55Wにしました。
やっぱり明るいなぁ
左はテストの際に撮影したものですが、ポジションライトが点燈していない事に気が付きましたか?
これはバッテリー直結(通称バッ直)方式をしているからです。普通はLow用のコネクターに電圧がかかったら点燈するようにリレーを使うのですが、私は最も単純な構成のバッテリー直結式を採用しています。
なんでそんな事をするか…というのは、HIDユニットの特性が原因です。
HIDは放電現象を利用した照明装置ですが、放電させるためには2万ボルト以上の高電圧が必要で、これを作り出すのがバラストユニット、放電(着火)をコントロールするのはイグナイターです。
高々14V程度のバッテリー電圧から2万Vまで昇圧させるのは結構大仕事の力技です。その為HIDは5秒未満の頻繁なON/OFFを制限しています。ただでさえセルモーターを回すのはバッテリーにとっては重労働なのに、最近のスーパースポーツ車は圧縮比12以上が当たり前で余計に負担が大きいです。その状況でセルモーターを回しながらHIDに必要な13.8V以上を供給し続けるのは無理があり、電圧降下からHIDは着火と消燈を繰り返す事になり…バッテリーを痛めた挙句、エンジンもかからずという最悪の事態になったりします。メインキーのポジションに関係なく点燈・消燈できる事は、消し忘れさえしなければ車体にとってメリットのある事なんですね。
今後はバッ直のメリットを生かす形でのリレー着火を考える事にします。

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