ハンドルウォーマー取付!

 冬のバイク乗りは、冷たい空気を突っ切って走ります。体は重ね着をするなどで対策できますが、手は中々簡単には対策できません。厚手のグローブを着けたりグリップヒーターを付けたり、電熱グローブを着けたり・・・それはもう色々と。特にクラッチレバー、ウィンカースイッチ、ヘッドライトのHi/Low切り替えの三点は指を使っての操作なので結構細かい操作ができる必要があり、なるべく薄手で済ませたい所。
 そこで今回登場するのはハンドルカバーとかハンドルウォーマーという袋状のカバー。このハンドルカバー、一大欠点の「野暮ったい」という点を除けばかなり理想に近い物なのですが、欠点が大き過ぎてずーっと敬遠してました。でも実際に使っている周囲の人達にヒアリングすると、全員が大絶賛だったのでハードルを飛び越える事を決心。Demon150が899Panigaleの様なハードSSではなく80%スケールモデルの様なコミカルな雰囲気の車両という事も背中を押してくれました。
 楽天市場でコミネ製のハンドルウォーマーを入手し取り付けてみると
「何でもっと早く使わなかったんだろう!!」
という程に快適です。
 快適ですが、ハンドルウォーマーの中に入るのはグリップとクラッチレバーだけなので、ウィンカースイッチ、チョークレバー、Hi/Low切り替えはハンドルウォーマーの中で思い切って手を動かさなければならず、「操作性に難あり」です。
これは既に小改造を施した物です。
 そこで左スイッチボックスをハンドルウォーマーの中に収める事に。
1.先ずハンドル挿入口をちょっと切り広げます。
2.チョークワイヤー用の小さい穴を新規であけてそこから引き入れます。
3.分解したスイッチボックスを引き入れます。
4.ハンドルを通します。
5.チョークワイヤーとチョークノブを結合してスイッチボックスに組み込んだうえでスイッチボックスを組み立てます。
6.ハンドルバーエンドは外に移設し、ボルトでハンドルウォーマーごと固定しました。

 実際は中々思惑通りには行かずえらく時間がかかりましたが、1日に何十回となく操作するウィンカースイッチをダイレクトに触れるので、その仕上がりと操作感は非常に満足度が高いです。また、バーエンドでハンドルウォーマーの位置が固定されたので、手の出し入れが格段にし易くなりました。

使ってみたら効果はテキメン!
 直接冷気が当たらないというだけで、こんなにも手指の冷え対策になるんですねぇ。
 ま、いくら効果がテキメンでもパニガーレには採用しませんが、Demonには毎冬採用確実です!

コメント

このブログの人気の投稿

HI-CAPA4.3のシアとハンマー周辺を細かく見てみる!

更にラジアルマスターを導入!

シングルディスク化をしてみました その1