グロック19のバックストラップに滑り止め

 東京マルイ製GLOCK19を入手したことは以前に書いてますね。ハンマーコック時のトリガーリーチとストロークを短縮した事で[気になる所]は大体改修できたのですが、「構えた時にバックストラップが僅かに滑る」という点が残っていました。同社製HC4.3の記事を見ていただけば分かる通り、掌の大きくない私にとってグリップが滑らずしっかりホールドできる事はかなり重要です。
 GLOCK19のバックストラップ断面形状は、中央が一番高く両側が階段状で左右対称で、ガバメントカスタムなどでおなじみの四角推(ピラミッド型)が縦横に整列した形状ではありません。滑り止め効果としては四角推タイプに分あるでしょうが、左右合わせの金型で生産されるポリマーフレームでは一番合理的な形状と成型方法でしょうし、本物(実銃)がそうなので言うだけ野暮でしょう。
 でも、持ち主としてはやっぱり気になるので、滑り止め加工を施しました。

オリジナル(未加工)状態
  KJW製GLOCK19の時はバックストラップだけでなくグリップ前面と左右面まで加工しましたが、この方法はすごく手間がかかり簡単には完成しないので、今回は一番気になるバックストラップのアーチ状部分のみに加工を施しました。
KJW版GLOCK19を加工したもの。

 アーチ状部分の滑り止めモールドを削り落とし、加工の第一段階が終わったところです。うっすらと加工前のモールドが見えていますが、滑り止めシートを貼ってしまえば多少の凸凹は関係なくなってしまうので、あまり頑張らずに「そこそこ仕上げ」で済ませました。
加工第一段階
滑り止めモールドを除去した凹みに合わせて切り出した滑り止めシートを貼り、ゴムハンマー等を使ってしっかり密着させます。貼り付ける部分は球面のような三次元曲面なのでシートの切り出しを工夫して隙間なく貼れるようにする点が一番面倒かもしれません。
完成状態
最後はランヤードリング用の穴をあけて完成です。所要時間は一時間弱でしたから、お手軽加工のうちでしょう。もちろん握った感触は加工前とは全然違い大満足です。

 滑り止めシートは耐久消耗材なのでいずれは交換時期を迎えます。自作カスタムのG26Plusに貼った滑り止めシートが今まさに交換時期なので三月末までには交換を済ませて、ここにUPしたいと思います。

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