CBF190Xにステンレスメッシュを導入しました。

ラジアルマスターシリンダーをFrando製からAdeLin製に変更する時、同時にピストン径もちょっとだけ拡大して9/16から5/8インチにした事は以前に書いてますね。
横置き型からラジアルタイプに変更して、更にピストン径まで拡大したのですからレバーのタッチはカッチンカッチンになるかと思ったのですが、そううまくは行きませんでした。
交換直後こそクリスピーなタッチで非常に良かったのですが、二日目位からもうスポンジーな感じになってしまいました。フルードを全交換した上にエア抜きを厳重にしてみても一向に改善されないので、職場の上司(二級整備士)に見てもらうと…、
「ホースが膨張して盛大に液損が発生してますね。ホースの交換が必要です。」
と、あっさりした回答。
実際ホースをちょっときつく曲げた状態で左手で保持してブレーキレバーを握ったり放したりすると手の中でホースが膨らんだり縮んだりしているのがはっきり感じ取れたので、もう疑問の余地はありません。
早速近所の2りんかんでステンレスメッシュホースを買ってきて交換しました。
マスターシリンダー側

ブレーキキャリバー側
ホースを更新したら、本当にあっさり問題は解決しちゃいました。

根本原因はどうやら純正ホースの耐圧グレードが高くなかった事のようで、ハードブレーキングを繰り返すと簡単に伸び癖(膨らみ癖)がついてしまい、それを何とかしようとしてピストン径を拡大すると一瞬治った気がするけれど、すぐに伸び癖(膨らみ癖)も拡大してしまう…というトホホないたちごっこだったようで…。

今後はキャリパーのオーバーホールや他機種用のキャリパーの移植などを試してみたいですねぇ。

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