グリップ交換+戻りを気持ちよく

しばらく前になりますが、純正グリップが微妙に滑るのでプログリップに交換しました。
ゴム自体が柔らかく、滑り止め効果が高いのでお気に入りですが、困った事に外側に少しずつずれてバーエンドに干渉し、スロットルの動きが渋くなってしまいます。
純正スロットルパイプはズレを規制する段があるのですが、社外品にはありません。ワイヤーロックを施しても時間稼ぎ以上にはならず、何か良い方法はないかと思ってました。
最初に思い付いたのは両面テープで固定する方法です。
スロットルグリップパイプのバーエンド近くを幅2cm程度両面テープで覆い、グリップゴムを貼ってしまいます。更にその上からワイヤーロックを施すと、結構長い間正規の位置にとどまってくれます。でも最終的にはズレてきてしまいます。
どうしてもズレてしまうのなら、ズレても大丈夫な様にすれば・・・と発想を転換したのが今回のアイディアの元。バーエンドを細工しちゃいました。
右上の画像、これはバーエンドを外したところです。真ん中の穴開きアルミパーツはバーエンドの受け金具です。
グリップの端面がバーエンドに擦れて毛羽立っていますね。グリップそのものが下手に摩擦の大きい素材なので、擦れだすとスロットルはぐっと重くなってしまいます。

左の画像はバーエンド(左)とルブワッシャー(右の二つ)です。ルブワッシャーとは私が勝手にルブリカント(潤滑)+ワッシャーで名付けただけで、一般的名称ではありません。ルブと言っも潤滑剤等は一切使っていないので「看板に偽りあり」状態。
今回バーエンドとグリップが直接触れさせないのが要点なので、ルブワッシャは一枚でも良いのですが、より低摩擦を狙って二枚重ねにしました。一枚目はグリップと一緒に動きますが、二枚目は一枚目とハンドルに固定されているバーエンドとの間で自由に動きます。
ゴムとバーエンドの直接接触に比べたらセルロイド同士やアルマイト表面との摩擦抵抗はわずかなものなので、グリップは常に軽く動きます。
一番下の画像がワッシャーの装着状態。グリップがワッシャー外周からはみ出してますが、ワッシャー外径はバーエンド外径と同じなので、これで十分です。
ワイヤーロックのやり直し等と一緒に施工したので効果の程は不明ですが、当面気に病まなくても良いので気分的にすっきりしました。

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