LEDヘッドライトを搭載するのは大変です!

前回の記事で「LEDヘッドライトの話は後日に…」と書いてますので、続きを。

私の899はロービームにHIDを搭載していました。立ち上がりの遅いHIDでも、Lowビームならエンジン始動直後に点燈させれば実際の走行までには最大光量になり、実用上問題無く運用できていました。
一方のHighビームは瞬発性が要求される為、HIDの立ち上がり速度では全くお話に成りません。そういう訳で光量に大きな不満があっても純正のハロゲンを使っていました。
今回の今回の車検を機にHighビームをLEDにしてしまおうと比較的小型のLEDヘッドライトキットを買っておいたのですが…、実際に組み付けようとしたら構造的に純正ハロゲン以外は全く取り付けられない様になっていました。「それならLowビームに…」と作業を始めてみたら、こっちもNG。ヘッドライトユニット後方のカウルステー兼ヘッドライトユニットマウントに干渉してしまいます。
カウルステーに成形されている庇状部分を切り飛ばせば何とかなりそうだったので、金ノコと棒ヤスリで格闘すること二時間弱、遂に取付できました。
この画像だけを見たら加工したとは思えない…かな?
LEDヘッドライトは発光パターンにクセがあるので、対向車の幻惑を防ぐ為ユニットの傾き具合の調整が必要なのですが、運良く調整可能な位置に収まったし配光についても問題ありませんでした。
残る課題はHighビームですね。1199S/R用のヘッドライトユニットが移植できれば一番簡単なのですが、電源周りが899/1199とは互換性が無くメインハーネスの交換必須との事。899/1199のヘッドライトユニットをこのまま使うとなるとエアインテークユニットの大改造が必要になるので、当面は見送りですね。

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