アンダーカウルへ手を入れました

916系に対する748や999に対する749と同じように1098には848が用意され、現時点(2008年)では欧州市場にのみ投入されています。
848にはビアンカのボディカラーがあり、問い合わせが多い人気のカラーバリエーションです(Bianca=女性単数形の白)。
その848ビアンカはアンダーカウルがマットブラックなので、それに倣ってアンダーカウルをフラットブラックに塗装してみました。

左はトップページ用に撮影したもので、20008/08/11現在のStanly's1098の最新状態です。
明度が高い色でアンダーカウルとのコントラストが大きいと引き締まってカッコ良く見えますね。
ちゃんとイエローのアンダーカウルも残してあるので、飽きたら元に戻すのも訳無くできます。


カウルの話が出たので小手先を一つ。
以前からアンダーカウル下端の隙間が気になっていました。右の画像では右半分の赤い車体色が一般的な量産車両、ご覧のとおり左右アンダーカウルの間におよそ4mm程の隙間があります。
製品精度とコストを秤にかける量産車では、カウルフィッティング如きにコストを割く事はできないので、確実に取り付けられるように合いを甘くしてあります。細かい所ではありますが、意外と目立つ所なので、思い切って修正をしました。
アンダーカウルの板ナット取付部分を4mm程切り落としスクリュー用の逃がし穴を車体中心線方向へ5mm位長穴化、加工はこれだけです。
通常どおり組み立て、カウル底面のスクリューを締める際に左右カウルをガッチリ手で押さえておき、規定トルクで締め上げたらおしまいです。
画像の左半分の様にピタッと閉じた状態になります。
ただし、これにはちょっとした弊害があり、アンダーカウル前端部分に水と砂が溜まり易くなります。隙間をふさいだ訳ですから当然と言えば当然なんですが。
雨天走行の時は当然として洗車した時も車体の向きなどを工夫して排水をしないとしばらく「ちゃっぷんちゃっぷん」なんて音がしたりします。レース用アンダーカウルの様に見えない位置に水抜き穴を開ければ解決するのですが、そこから塗装剥がれが進行しそうな気がしてやってません。

ついでのついでです。
オイルクーラーシュラウドをフラットブラックに塗装しました。
2007年に似たアングルの画像がありますから比較してみてください。
どちらが良いかは賛否両論あるかと思いますが、ボディカラーが明るい車両はインナーカウルの類を黒くした方が良いと私は思います。
ついでに言うとメッシュ部分もフラットブラックに塗装しています。言われてさえ気が付かない程の微妙な部分ですが、手抜きはしていません。

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