エンジンオイル量の測り方について

エンジンオイルを交換した時、最後にオイルレベルが適正か確認しますよね。
スティック式だと難易度は割と低いのですが、「車体を垂直に立てて点検窓のレベルゲージで確認」というタイプも多く、こちらは難易度が少々高めです。

何で難易度が高いかというと、点検窓は車体の下の方に搭載されているエンジンのこれまた下の方にある事が多く、車体を垂直に支えながら覗き込むのはコツと工夫が必要です。おまけに点検窓はクランクケースから奥まっているので、車体を支えながらでは上から覗き込む体勢になり実際の油面高さとレベルゲージの位置関係が把握し辛いです。
レベルゲージの高さを書き込んだ状態
そこで私は点検窓のガラス面に直接油性マジックでレベルゲージの高さを書き込んでます。
オイルを入れるとここんな感じになります
点検窓のガラス厚は十分に薄いのでガラス裏面の油面位置をそのまま表面の油面位置と考えて差し支えなく、ダイレクトに油面高さを把握できるのでとても簡単です。
この方法はフルカウルモデルなど、そもそも点検窓を見る事にすら制約がある車両で重宝してます。
左:従来のクランクケースのガイドで合わせる方法
右:点検窓に目安を書き、それに合わせる方法
  

クランクケースの上側レベルゲージの高さまでオイルを注入するとした場合の簡単な模式図を書きました。マーカーを書き込む方法でも完全に差分を無くすことはできませんが、ずっと少なくできる事は分かってもらえると思います。

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