シートの滑り止めをしてみました

パニガーレ系のシートが滑るのは既定事実ですが、それでも2014年の899以降は表革の素材が変更されマシになったそうです。私は自分の899以外は1199Sにちょろっと試乗した程度なのでシートがどうだったか正直に言って覚えてないです。
899の前に乗っていたDucati達はどうだったかと思い返してみましたが、748、749R、900SL、1098と4台も乗っているのにシートに関する思い出はほぼ皆無という始末。逆に言えばそれだけ不都合を感じなかったという事ですね。
唯一に近い思い出はシートに耐水サンドペーパーを貼ったことでしょうか。何が原因でそんな事をしたのかという根本原因は覚えていないのですが、何か滑るとかズレるといった事を感じての事というのは容易に想像がつきますね。
貼ったのは320番か600番で薄い紙の両面テープかテープ糊でシートの表面に貼り付けるという何とも安直な手法だったはず。そしてその効果はシート座ればがっちり固定されるが故に伸ばした足が地面に付かず立ち転けしそうな思いを何度もしたし、ズボンの尻が毛羽立って妻に叱られました。

今回はちょっとだけ(本当にちょっとだけ)お金をかけました。家の廊下に敷いた絨毯の滑り止めに近くのホームセンターで購入した「すべりま専用2¥449(税込)」の使い残しをシートの上に被せ、端の部分は裏側に回してホビータッカーで固定しました。全体の1/3程度を使ったので投資としては¥150程度でしょうか、チープさ加減も際立ってます。
今回シートの半分程度しか覆わなかったのは、普段使いと峠ではシート後半は出番がないからです。それでも走ってみると違いは歴然。ニーグリップをあまり意識しなくてもしっかりと体をバイクに預けることができて精神的にも楽に走れました。
本当に滑らないんですよ、コレ。
サイドの切れ目は滑り止めシートが伸縮性皆無な為
さて、実際の峠ではどう出るでしょうか?
楽しみです。

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