Demon150GR の二次減速比をいじってみました
毎日成田まで45kmを走って通勤してます。
片道45kmという事は往復90km。一か月では2000km弱です。距離そのものは成人してからの過半以上をバイク通勤している身からすると
「毎日、ショートツーリングじゃん。」
という程度で、さほど深刻な話ではありません。
深刻なのは走行振動です。私が通勤に使っているのは高速道路並みの高規格道路で、規制速度が高いだけでなく、そこを走る車全体のアベレージスピードが高いのです。二次減速比がショートなDemon150ではエンジンは常に高回転を要求されるので、「ハンドルなどに出る振動」や「過負荷気味に唸るようなエンジン音」がずっと気になってました。
「これは対策を考えないと・・・」
と、思って調べてみたら、1号機と2号機ではキャブとインジェクションというだけでなく、駆動系も違ってました。
チェーンサイズ 1号機が520(改造後428)で、2号機は428。
二次減速比 1号機13:38=2.92(改造後17:44=2.59)
2号機15:44=2.93
二次減速比が2.93というのは、排気量と最高出力から見てもショート過ぎます(ホンダ ゴリラでも2.4弱)。ショート=同じ対地速度でもエンジン回転数が高くなる、、、なので、これがハンドルの振動やエンジンの過負荷感の原因になっている事は間違いありません。これを細かい計算はしてませんが、2.5前後にする事を目指します。
新たな出費は避けたいので、手持ちのパーツで検討すると、1号機の最終仕様を目指すのがベストの様です。これなら1号機と2号機のドライブスプロケットを入れ替えるだけで達成でき、0(ゼロ)コストの上、楽チンです。
15Tと17Tを重ねてみました。 |
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※ドライブスプロケット2Tはドリブンスプロケット6T程度相当
通勤途上のジムカーナの様なセクションは当然変更前の方が好ましいですが、高速巡行セクションの快適度は爆上がり(こちらも当然)です。
走り始めて1週間での総括は
「ドライブスプロケットは16Tがモアベターかな・・・?」
という所です。ライダー側のギア選択やスロットル操作の習熟度が上がれば、
「17Tで問題なし」
に落ち着く気がします。
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