二次減速比を適正化しよう!
ドライブスプロケットとチェーンの 同時交換を想定したテスト |
それは総減速比がショート(大きい)過ぎる点。
輸入車だから日本の国情に合わない点があるのは仕方がないけど、何とかできるなら是非何とかしたいと思ってました。
折り悪く事故に巻き込まれたり新型コロナの影響で趣味系の出費を抑えなければならなくなったりで二か月位悶々としてましたが、遂に我慢できなくなって手を付けました。
純正の二次減速比はオーナーズマニュアルにも掲載されていませんが、手元の機体で数えたら2.92 (13T:38T)でした。この数値はなかりショート(減速比が大きい)で、高速道路を100km巡行すると回転が上がり過ぎるのは二次減速比(最終減速比とも)が原因の大半という事がわかります。
ディーラーに問い合わせると「本国にはカスタムパーツとして15Tのスプロケットが用意されているものの、入荷時期が全く分からない。」という事だったので、国内で互換品が入手できないかと探し始めました。すると全くの偶然から、以前乗っていたCBF190Xのドライブスプロケットが適合する事がわかりました。CBF190Xのチェーンサイズは428、DEMON150GRは520なので、チェーンとドリブンスプロケットも必要になります。520用15Tドライブスプロケットを待つ方がトータルでは廉価で済みそうなのですが、「どうせなら普通と違った事がやりたい」という困った性格が顔を出し、コンバートに踏み切りました。
そもそも520はチェーンメーカーの適合表によれば一般的に400ccまで対応できるとされていて、排気量150ccで最高出力14PS程度のDEMON150GRにはオーバークォリティ。ミニマリスト傾向のある私には、それだけでも428コンバートの大きな理由になりました。
掲載した画像はとりあえず入手したチェーンと手持ちのスプロケットが、クランクケースに干渉せず取れ付けられるかの確認をしたところです。
御覧の通り問題無く取り付けられる事を確認できたので、いよいよドリブンスプロケットを入手して仕上げたいと思います。純正品には存在しないので、また流用になりますが、6月の前半ぐらいに完成させる事を目指してます。
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