東京マルイ グロック19が届きました。

東京マルイから
グロック26が発売され、
グロック17が発売され、
他のグロックファミリーが発売され、
何でグロック19がモデルアップされないのだろう?と思いつつ幾年か経ち、
次期モデルとして制作発表があり、
また何年か経ち、
今年の秋にようやく発売になりました。

所謂"アフターシュート"のグロック17をMGCがモデルアップした時、その快調なブローバックに惚れ惚れして発売日に入手しました。
サイドラーカスタムを挟んで三作目のグロック19は公表前に設計用側面写真を見せてもらったのが最初の出会いでした。全長と全高のバランスとグリップのバックストラップが描くカープの美しさのインパクトは筆舌に尽くし難く、その日のうちにグロック17を切り詰めてグロック19風カスタムを作ってしまう程に私の心をがっちり掴みました。
実際にMGCがモデルアップしたグロック19はHWスライドで、リコイルキックの強さがたまりませんでした。
MGCがグロックシリーズのバリエーション展開をはじめると、ABSスライドのグロック23がお気に入りになりました。リコイルの重さは当然グロック19にかないませんが、ABSスライドは往復スピードが速いし、グロック19用の軽量ピストンロッドを組み込むと更に素早く往復するスライドはカンカンと甲高い音で鳴き、ダブルタップやトリプルタップの気持ち良さは私のトリガーハッピー具合を一段と酷い物にしました。

こういう下地があったので、フルサイズのグロック17よりはコンシール性の高いグロック26やグロック19が好きで、KJワークス等の海外製品まで手を出したわけです。

前置きはこれ位にして本題の東京マルイ製グロック19に話を移しましょう。

私の入手した個体です。
3rdジェネレーションと呼ばれるタイプでフレーム先端ダストカバー部分にレールが、グリップ前面にはフィンガーチャンネルが追加されています。
私は素っ気ない1stジェネレーションが好きなんですがね。
グロック17から採用されたハンマーがレストポジションの時にはトリガーを後退させておく機構もちゃんと組み込まれています。

実銃や他社製品との比較は良いサイトが沢山あるのでそちらを見てください(丸投げ)。

グロックシリーズはトリガーセーフティがありますが、掌が小さめの私は銃を真後ろからホールドするとセーフティをスムースには解除できず、ガク引きになり勝ちです。
そこで私は、トリガーリーチを短縮しつつトリガーセーフティもライブにする加工をグロックシリーズを買う度にしています。

トリガーリーチの短縮加工は非常に簡単ですから、ここではトリガーセーフティの実態であるセーフティピースの加工について書きますね。

私の理想では
トリガーを引き始めると空走距離ほぼ0でトリガーバーがシアを捉え、更に力を加えるとハンマーが落ちる
という感じにしたいのです。
これをある程度実現するとノーマル形状のセーフティピースは常にフレーム内に居る事になり、セーフティピースを全く押し込んでいないのにトリガーが引けてしまいハンマーが落ちてしまいます。
これは危ないですね。BB弾とはいっても弾が出る物である以上、安全には十分な配慮が必要でしょう。

そこでセーフティピースを加工してしっかりフレームに引っ掛かる様にするわけです。

上画像のセーフティピースは加工後で、赤い線が加工前の形状です。
トリガーリーチ短縮加工を済ませたら、セーフティピースとフレームが接する位置を確認し、フレームに隠れる部分を切除します。
たったこれだけでセーフティピースはライブに戻り、トリガーだけを引いてもハンマーは落ちなくなります。
ハンマーコックでセーフティピースが有効な状態



ハンマーレストでセーフティピースが無効な状態


トリガーリーチが5mm程度短くなって銃を真後ろからしっかり握れる上に、ガク引きが無くなって気持ちよく発射できるようになったので、サイトやターゲットにより集中できます。
まぁ、最近数年は空作動させるばかりで実射は殆どしないし、実射してもプリンキングばっかりなので、精密射撃にどれぐらい影響したかは未知数ですけどね。

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