ポジション調整の続き

前回はさらっと流しましたが、CBF190Xのハンドル交換は色々ハードルがありました。
とにかく情報が少ないです。そもそも日本のホンダ本体の製品では無いので「メーカー・車種別検索」でヒットしません。国内流通台数が少ない(つまり分母が小さい)上にハンドル交換の記事や情報が見当たらない(分子も小さい)という手詰まりな状況。
となれば後は自分で道を切り開くのみ。

まずはノーマルハンドルのサイズをメジャーで測ります。

最大幅はおよそ750mm
立ち上がり量はおよそ120mm
絞り角はざっくり片側20~30度位
※およそとかくらいが付くのは定盤とちゃんとした測定器具で測っていないからです。

更にはハンドル両端にグリップ、スイッチボックス、レバーホルダー用の直線部分が220mm程あるのが望ましい…という所までは分かりました。
あとはひたすらWeb検索です。

運良くほぼ望んだ通りの寸法の製品が見付かったので、早速購入しました。

ここまでが前回分のお話です。

でハンドルが届けば取り付けです。
ここでちょっと問題が…ハンドルはアルミパイプを曲げ加工している訳ですが、直線部分と曲げ部分の間にちょっとだけ緩い曲線部分がありそこはパイプが微妙に潰れて断面が楕円になってもいます。この部分ではブレーキ/クラッチのレバーホルダーが真直ぐ取り付けられないので取り付け位置をちょっとだけ外に移動しました、お陰でグリップは左右共10mm位ハンドルからはみ出しています。スイッチボックスを社外品の細身タイプに交換すれば解決する話でもありますが、バックライト付きアイコンが捨て難く妥協しました。
最終的には手の位置は高さが-25mm位、前方に15mm位になりました。
乗車姿勢は純正の椅子に座ったような感じからちょっと前傾しました。肘から先も水平か若干手首下がりになり、ここも狙った通りです。
上半身が程よく前傾するお陰で手首と肘の自由度が大きくなり、切れ角が大きい時にハンドルを抑えてしまう事も無くなったので、切り替えしも楽々です。

残念ながらウィンカー埋め込みハンドガードはハンドルパイプ内径の問題で取り付けできなかったので、いずれ鉄ハンドルに交換して取り付けてみたいものです。


コメント

このブログの人気の投稿

HI-CAPA4.3のシアとハンマー周辺を細かく見てみる!

更にラジアルマスターを導入!

シングルディスク化をしてみました その1