ラジエターを修理しました
ラジエターからのリークが再発してしまい、遂にプロを頼る事に。
以前お世話になっていたショップの整備士から紹介してもらったのが
[隅東ラジエター(03-3697-0788)]
で、ラジエターだけでなくエアコンの熱交換器なども手がける昔からの職人さんです。
修理は何でもそうですが、一品一品状況が違う為、現物を色々テストしてからの見積もりとなりますから、休みを利用して1098のラジエター単品を持ち込みました。
当日はたまたまご主人の健康診断とかちあってしまい作業の様子を見せていただく事は叶いませんでしたが、預けて5時間程で出来上がったという旨の連絡。早速引き取って取り付けです。
ですが、ただ取り付けるのも面白くありませんね。
漏れ止め剤を使用するとウォーターポンプのインペラーに付着したり、サーモスタットを固着させたりする事があるそうなので、思い切って冷却系関連の総点検をする事にしました。LLCも抜いてあるので好都合です。
手始めにウォーターポンプカバーを外しますが、ノックピンが錆びていた事と液体ガスケットの相乗作用で中々手強いです。最終的にはクランクケースカバーとの間にカッターの刃を捻じ込んで隙間を作り、スクレイパーでこじって外しました。
インペラーはキレイな物で付着・固着もありませんでした。カバーも問題なし。唯一ドレンボルト穴周辺に錆びの固着がありましたが、取り除くとともに原因というべきドレンボルトに防錆処理をしました。
インペラーはセラミック系の素材らしく、工具で軽く叩くとカンカンと陶器の様な音がします。中心にはプラモデルでランナーをもぎ取った時の様な跡があるので、成型後に不用な部分を折り取ったのかも知れませんね。
冷却ホースの中間にあるサーモスタットも取り外してしまいますが、こっちはホースバンドを緩めるだけ、心配していた固着もなくあっさり取れました。
左から順にラジエター側、側面、エンジン側です。
見た通りバルブの固着やカスも無く安心しました。
サーモスタットその物を分解して取り除いてしまおうかとも考えましたが、それで得られるメリットは殆ど無い事から今回は手を触れない事に。
いずれ普段使いを引退して峠専用マシンになったらシリコンホースキットを入れて、サーモスタットをキャンセルしましょう。
さて、水周りの点検が終わったら元のように組み立てて行きます。
組立で特に注意したのはウォーターポンプカバーです。合わせ面に液体ガスケットを塗って水密構造にする訳ですが、内側にはみ出したりするとガスケットカスとなってどこかを詰まらせかねないので、できるだけ少なく。でも圧力がかかって水漏れしないようにしっかり…。加減が難しいですね。
以前にサービスメカニックがしていたように「指先にちょっと付けて合わせ面をポンポン叩いて塗布する」というのを心がけてやってみました。
万一漏れたら再挑戦です。
何度も繰り返した組立・エア抜き作業を滞りなく進めて遂に完成!…ですがすっかり暗くなって細かい点検ができないので、一晩寝かして翌日の通勤で本番テストです。
明るい太陽の下で前夜のエア抜き時作業の確認とリークを点検し、いつもどおりの軽い暖気を済ませて、いざ発進!
…別に特別なことはありませんでしたよ。普通に走って、水温上昇して、ラジエターファンが回って…と、いつもの通りでした。
その後リザーバータンクの水量に変化は無く、水温計もほぼ一定温度で安定するのが確認できたので、今回の作業は完了となりました。
以前お世話になっていたショップの整備士から紹介してもらったのが
[隅東ラジエター(03-3697-0788)]
で、ラジエターだけでなくエアコンの熱交換器なども手がける昔からの職人さんです。
修理は何でもそうですが、一品一品状況が違う為、現物を色々テストしてからの見積もりとなりますから、休みを利用して1098のラジエター単品を持ち込みました。
当日はたまたまご主人の健康診断とかちあってしまい作業の様子を見せていただく事は叶いませんでしたが、預けて5時間程で出来上がったという旨の連絡。早速引き取って取り付けです。
ですが、ただ取り付けるのも面白くありませんね。
漏れ止め剤を使用するとウォーターポンプのインペラーに付着したり、サーモスタットを固着させたりする事があるそうなので、思い切って冷却系関連の総点検をする事にしました。LLCも抜いてあるので好都合です。
手始めにウォーターポンプカバーを外しますが、ノックピンが錆びていた事と液体ガスケットの相乗作用で中々手強いです。最終的にはクランクケースカバーとの間にカッターの刃を捻じ込んで隙間を作り、スクレイパーでこじって外しました。
インペラーはキレイな物で付着・固着もありませんでした。カバーも問題なし。唯一ドレンボルト穴周辺に錆びの固着がありましたが、取り除くとともに原因というべきドレンボルトに防錆処理をしました。
インペラーはセラミック系の素材らしく、工具で軽く叩くとカンカンと陶器の様な音がします。中心にはプラモデルでランナーをもぎ取った時の様な跡があるので、成型後に不用な部分を折り取ったのかも知れませんね。
冷却ホースの中間にあるサーモスタットも取り外してしまいますが、こっちはホースバンドを緩めるだけ、心配していた固着もなくあっさり取れました。
左から順にラジエター側、側面、エンジン側です。
見た通りバルブの固着やカスも無く安心しました。
サーモスタットその物を分解して取り除いてしまおうかとも考えましたが、それで得られるメリットは殆ど無い事から今回は手を触れない事に。
いずれ普段使いを引退して峠専用マシンになったらシリコンホースキットを入れて、サーモスタットをキャンセルしましょう。
さて、水周りの点検が終わったら元のように組み立てて行きます。
組立で特に注意したのはウォーターポンプカバーです。合わせ面に液体ガスケットを塗って水密構造にする訳ですが、内側にはみ出したりするとガスケットカスとなってどこかを詰まらせかねないので、できるだけ少なく。でも圧力がかかって水漏れしないようにしっかり…。加減が難しいですね。
以前にサービスメカニックがしていたように「指先にちょっと付けて合わせ面をポンポン叩いて塗布する」というのを心がけてやってみました。
万一漏れたら再挑戦です。
何度も繰り返した組立・エア抜き作業を滞りなく進めて遂に完成!…ですがすっかり暗くなって細かい点検ができないので、一晩寝かして翌日の通勤で本番テストです。
明るい太陽の下で前夜のエア抜き時作業の確認とリークを点検し、いつもどおりの軽い暖気を済ませて、いざ発進!
…別に特別なことはありませんでしたよ。普通に走って、水温上昇して、ラジエターファンが回って…と、いつもの通りでした。
その後リザーバータンクの水量に変化は無く、水温計もほぼ一定温度で安定するのが確認できたので、今回の作業は完了となりました。
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