延長トルクロッドを自作

車高調整ロッドを新作しました。
と言ってもワンオフで作ってもらうと高いので、流用&手加工です。
1098系ではトルクロッドのストレスを軽減するために、取付位置が変更されその長さも以前のモデルに比べて半分以下になりました。
通常であればそれで全然問題ないのですが、私好みのサスペンションセッティングをしようとすると「短すぎる」という問題が出てきました。具体的にはピロポールのネジ込み量が少な過ぎて、繰り返し加重等のストレスで不具合が出ないか心配になったわけです。
純正より長い物を取付ければ解決なのですが、車高を下げる為のカスタムパーツは沢山出ていても、上げる方向はDPの8万円もする物しか見当たりません。そんなバカバカしい出費は容認できないので自作しました。
トルクロッドは両端にM12×1.5の正・逆ネジが切ってあります。逆ネジを切るのは大変ですが、正ネジなら市販のタップで簡単に切れます。他機種用の長いロッドを短く切り詰めて正ネジを切れば簡単に作れますが、正確に真っ直ぐなネジを切るのは難しいので、元々のネジを切り増ししながらロッドを切り詰める方法を選択しました。これなら間違いなくロッドの中心線を貫いてネジ切りができます。
最終段階である切り詰めた後の端面仕上げは目の細かい棒ヤスリで微調整を繰り返し、ロックナットとすり合わせ確認です。
こうしてできたのが、左側のトルクロッド。
純正よりずっと(約30mm)長いのが判るでしょう?
ピロポールのネジもほぼすべてがロッドに入るので、ネジ山強度も安心です。
今はポリッシュのみで、そのうち曇ってしまうでしょうから、後日塗装やアルマイトをしましょう。

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