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12月, 2017の投稿を表示しています

今まで乗ってきたバイク達 最新版

以前にも書いてますが、2017年にCBR250R(非ABS)を購入したので、追加しました。 Y DT50 S GS250FW S RG250Γ S GAG Y TZR50 Y FZ250PHAZER S ACROSS H VT250FE/MC08 H VFR400R/NC24 H VFR400R/NC30 H RVF400/NC35 H VFR750R/RC30 H VTR1000F/SC36 H VFR800F/RC46(豪州仕様 青) H CBR929RR/SC44 H VTR1000SP-1/SC45 H NSR250R/MC21 K GPZ400R S チョイノリ/CZ41 H VFR800F/RC46(英国仕様 黒) Du 748MONOPOST Du 749R Du 1098 Du 900SL H CBR250R ABS/MC41 K KSR-II/MX080 H トゥデイ/AF61 H VT250FE/MC08 Du 899Panigale H CBR250R 非ABS/MC41 遂に30の大台に乗りました。

妻の一言

「きっと君は関西人」で始まる山下達郎さんのクリスマスイブの替え歌は、誰しも一回くらいは口ずさんでしまった事があるのではないでしょうか? つい10分位前の事、そろそろ寝る支度を始めようかという時に、何を思ったのかいきなり妻が歌い始めました。 きっと君は関西人 紛れもなく関西人 さいでんな~ 放電な~、バリバリバリバリ~! 特別目新しい事では無いでしょうが、大真面目な顔で歌う妻の姿が何故かツボに嵌り笑ってしまいました。 倒れて・入院が長引いて…と暗い話題が続いた我が家ですが、簡単にはへこたれない頼もしい家族だなと改めて思いました。 今年もあと少し、気を緩めずにリハビリを続けます。

自分の足で歩けるって最高!

色々あってすんなり退院できず、予定から二週間近く遅れての退院となりました。 シャトルバスで最寄り駅まで送ってもらい、そこから歩き…は当然だけど、3週間以上の入院で足腰は鈍りまくっているので改札までが遠く感じます。 病院の最寄りは高架駅なので、改札からプラットホームまでは数十段の階段を上らなければならないけれど、これが中々手強い。倒れる前なら小走りで行ける程度の階段で息が上がってしまう。見栄でエスカレーターを使わなかったことを後悔しました。 時間帯のせいか車内はガラガラ。 付き添いの妻が手を引き並んで座る。腰や膝加えて抗重力筋がほっと息付く感じがする。 今までなら席が空いていたら妻を座らせ自分は立っていたので、「座っている」ということだけで何かじわじわくるものがある。けれど座ったことに安堵感を覚えている自分を自覚しているのも確かな事。 「本当に鈍ってるなぁ…」としみじみ思う。 乗り換えを重ねて自宅の最寄駅に着いた。改札までは階段だが下りばかり、ほっとする。 そして改札を出ると妻と手を繋いで自宅まで歩きます。病み上がりで歩幅が小さくなっているらしく、妻の歩くスピードがちょっと早く感じます。 無事に自宅に帰り着くと全身からすーっと力が抜けました。 入院の理由が脳卒中と聞かされてから、 四肢の麻痺や言語障害も覚悟していたので、 麻痺もなく発声・発語も問題なしで、 自分の足で歩いて帰りつけた事にホッとしたんでしょうね。

深夜の病院は意外と騒々しい

夜の病院はひっそりと静かで、ホラー映画の舞台みたい…と思われるでしょうが、実際は意外と騒々しいです。 入院末期の一般病棟は割と静かだったので、「SCU病棟は」という断り書きが必要かも知れません。 また私が入院した時は、たまたま卒中患者が集中し、ベッドは殆ど空きが無かったとも聞いています。 では、夜の病棟を騒がしくする音源は?というと… 1.まずは自動血圧計。  5分毎に血圧を測りますが、一人でも1時間に12回×24時間=288回なので看護師  さんの手動計測は物理的に無理です。病棟の自動血圧計は5分毎の自動計測の上、  自動でログも作成するので看護師さんの手間は激減します。ただしゴムの手動式  加圧ポンプではなく電動の加圧ポンプなのでモーター音がします。昼間は周囲の  騒音に紛れてほぼ気になりませんが、騒音の無い夜間でははっきり聞こえます。  加えて私は6人の大部屋に居たので、自分以外の5人分の自動血圧計の作動音も  加わります。個々の作動音は大した事はありませんが、誰かの計測が終わると  別の誰かの計測が始まるという感じです。 2.次に心拍計やサーモセンサー等のアラーム音。  心拍数や体温も24時間体制でモニターしてます。血圧に比べたらリアルタイム性  は低いのでセンサーが外れてしまった場合にアラームが鳴るようです。緊迫感を煽  らない為なのか、柔らかい音色の電子音ばっかりなので、そこだけを聞くと騒がし  くないゲームセンターようです。 3.電動ベッドの操作音。  病棟のベッドは電動モーターが組み込まれていて背もたれの角度、足や膝の高さ等、  調整できるようになっています。自分の手足を動かすのも大変な患者さんも多く、  チューブが絡まって点滴針が抜けてしまったり何かの挿管が折れて輸液が滞ったり  すると大変なので、看護師さんがリラックスして寝られるようにこまめに調整して  ました。私は「この程度の事で看護師さんの手を煩わすのは申し訳ない」と昼間の  うちは自分で調整してましたが、眠って意識がなくなると俯せになるらしく、看護  師さんに何度も「挿管が抜けるからダメ!」と引き起しとベッドの角度調整をされ  ました。 4.ナースコール音。  入院した総合病院では、SCUも一般病棟もナースコールはバッハのメ...

幻視と幻聴

SCU病棟のベッドで目を覚ましたものの、状況が全く把握できない。 「何でこんな事になっているのだろう?」と思っても、それ以前の会社に居た記憶と整合性が見いだせないし、そもそも論理立った思考ができないので、ぼーっと病棟の天井を見るだけの状況が続きます。 すると見えないはずのものが見えたり、聞こえないはずの音が聞こえたりします。 ずっと後になって看護師さんと話して知ったのですが、脳卒中や事故等で乱暴に強制終了された脳は再起動後も動作が不安定になり、しばしば幻視や幻聴が起こるそうです。 私の体験した幻視は強いて言うなら色パカ型/イルミネーション型です。   色パカとはアニメーションで色を塗り忘れたり塗り間違えたりして、   色が一瞬白くなってしまったり、一瞬変わって元に戻ったりすることです。 色パカ型は視野の一部が前触れ無く色が変わって1秒も経たずに元に戻ります。 イルミネーション型は光の粒が視野の左右下から奥の左右下へ緩やかな弧を描いて、 す~っと動きます。 左右上から現れる事は無く、動く方向も背後から視野の奥方向の一方だけでした。  幻聴は耳元で若い女性がボソボソと何か言い続けるというものでしたが、 「しつこいとナースコールするぞ。」と言ったら止まりました。 双方とも翌朝看護師さんに聞くと 「この病棟に勤めて二年経ちますが初めて聞きましたよ~」 と言うので、やはり私の脳の一時的な混信なのでしょう。

倒れた時のこと

まずは時系列から言っても倒れた時の事から書かねばならないでしょう。 倒れたのは2017/11/05です。 きっかけは午後四時位のことでした。直前に壁掛け電波時計を見て 「もうちょっとで16時だなぁ。ちょっとお菓子でもつまむか?」 と思ったので、より正確に書くなら「午後四時前」でしょう。 仕事場の私物等をしまっているスチール棚に向かって立っていた私は、振り返って隣のお店のピットサービスを見ました。 特に何か気になっていたというわけではなく、単にその方向に店舗への通用口があったというだけです。 そして「その時」がやってきます。 頭の中で「パチン」という、プチプチシートを潰したような極軽い衝撃があり、その瞬間視界全体がガクンと揺れると同時に左に15~30度位回転しました。 「えっ?今何が起きたの?」 思わず口をついてそんな言葉が出ましたが、その時は私の周囲5メートルには誰も居らず、それを聞いた人はいません。 その後も急に気分が悪くなったりすることもなく、時間は緩やかに経過します。 時系列的にはっきりした記憶があるのはここまでです。 どれくらい時間が経ったのかわかりませんが、気がつくと相変わらずスチール棚の前に立っていました。 目眩(めまい)がして、立っているのに非常に努力が必要になっていましたが、 それ以外には自覚できるような異常も無く、全く状況がわかりませんでした。 いつの間にか何時間も経過して終業の20時を過ぎていました。 同僚は声もかけずに帰ったのか…と思ったおぼろげな記憶がありますが、当日の事なのか定かではありません。 「皆が帰ったのなら私も帰ろう」と帰り支度を始めた様です。 そして着替えを済ませて手荷物をまとめたあと、駐車スペースに停めてあったバイクを通用口へ向けて数メートル動かしました。このバイクの移動が明暗を分ける事になりました。 私の記憶はここで途絶えてしまうので、此処から先は伝聞です。 私の職場は自分の勤める二輪販売店と提携二輪用品販売店と四輪用品販売店のピットが一箇所にまとまっているサービス工場です。 午後9時頃に四輪用品販売店ピットの工場長が 「あれ?何であんな所にバイクが停めてあるんだろう?」 と私のバイクに気が付きました。 「あれはStanlyさんのバイクだな。 施錠するとバイク出...

やっと戻って来れた

11月の初めの方に私は脳卒中で倒れました。 幸い一ヶ月弱の入院後は無事に退院する事ができました。 まだ復職するまでは至りませんが、自分の感覚ではかなり回復していると思います。 その間の事や考えた事等を、気ままに書いていこうと思います。